カンワラビ(寒蕨)
植物分類:ハナヤスリ科のハナワラビ属
園芸分類:多年生シダ
別名・異名:フユノハナワラビ(冬花蕨)・フユワラビ(冬蕨)・ハナワラビ(花蕨)・
ヒカゲワラビ(日陰蕨)・カゲワラビ(陰蕨)
カンワラビは、多年生のシダです。原産地は、日本(関東以西)分布は本州(東北地方以南)四国・九州。日当たりの良い山地林縁、原野や路傍の木立の陰にある草地などに生育する。葉柄は直立、高さは5~15㎝.地上部は、9~翌3月迄あるが、夏場は姿を消します。葉柄は基部から2つに別れ、1つは栄養葉でもう1つは胞子葉になります。胞子葉は先の方が分かれ小枝の先には、多数の黄色で粟粒状の胞子嚢を付けます。葉は緑色だが直射日光に当たるか水分が不足すると赤褐色に変わります。花期は9~11月。用途は露地植え(暖地).鉢植え.若芽葉は食用にもなる。花言葉:再出発!!。冬場に花の様にも見える胞子葉を見せる事から(冬花蕨)フユノハナワラビとも言います。
此処に投稿する寒蕨の生い立ち
※・初めて目にした寒蕨!!
津山・新見・米子に勤めていた平成3年(1991)頃松江市内にある月照寺の苔生す中に
小さな蕨のような植物が目に止まり、寺人に伺ったところ「寒蕨」です。即答に続いて
・・・秋には可愛い胞子葉がちょいちょい楽しめますとの説明でした。其の時、初めて
目にした「寒蕨=カンワラビ」が 目に焼きついた記憶があります。其の後我が家の庭の
プランタ (那須高原で入手したクサボケが植わっている)で目に止まったのは、2017 年だった!! 若しかしてカンワラビか? 直感が働いた!! 其の後 今年(2019)の10 月には、プランタの他にも紅枝垂桜の円形吊り棚仕立ての根元に、カンワラビ1本を発 見出来た。プランタと桜の木の距離は7m程です。寒蕨がどうして我が家の庭に住み着 くようになったのか不思議です。鳥取市湖山町辺りでは見た事が無く貴重に思って居ま す。桜の木の根元付近には何年も前から福寿草が生き着いて居り、両種の棲み分けが気 に成るところです。今後はプランタと桜の根元を大事に見守り、寒蕨が増え胞子葉が楽 しめる事を期待しています。
(2019/11/05/ 11:10)
此のプランタは、クサボケを挿し木により増やそうと2010年頃からのものです。土を入れ替えたことも無く
乾燥時に水やりとたまに油粕を与える程度で放置状態です。ですから表土は雑苔に覆われ左傍
にはシヨウジョウバカマ右上にはオバナが自然に生え育っています。
其れと同様に寒蕨も生え育って入るのでしょう!!
此れは昨年の秋以降にアケビの鉢にこのように
胞子から芽生えたものです。
(2023/02/07/14:00)(2020/02/08/ 11:46)
庭の紅枝垂れ桜の根元(手前)に一つ本生えているのは、
寒ワラビです。向こうの黄色の花は、福寿草です。
(2020/02/21/ 10:33)
(2020/02/21/ 10:40)
(2020/02/26/ 10:35)
(2020/03/01/ 14:30)
(2020/03/18/ 12:49)
(2020/03/18/ 16:35)
(2020/03/23/ 17:20)
(2020/03/23/ 17:36)
出会いの森へツクシ採りに行った際にカンワラビを
発見、掘り採って持ち帰りました。既に鉢に植わっ
ていた寒ワラビを掘り上げて、其の鉢に一緒に植え
込みましたが、其の時の根の状況です。
(2022/04/12/16:24)
(2022/10/06/10:12)
三つ葉アケビの此の鉢を手入れ中に、この夏に発芽
したと思われる寒ワラビを見つけました。
それが次の(2022/10/06/10:15)です。
(2022/10/06/10:15)
(2022/10/06/10:15)
(2020/10/29/15:58)
(2019/10/31/ 16:38)
(2019/10/31/ 16:40)
実は、此の日初めて胞子葉が出ている事に気付き、大変嬉しく興奮しました。
しっかり観察しましたが、此処に至るまでの状況を見ていないので
来年は、見逃さないようにします。ご期待下さい。
(2019/10/31/ 16:46)
(2019/11/02/ 16:13)
寒蕨の生えたプランの位置と此の桜の木の距離は7mです。
何か関係があるでしょうか ?
(2019/11/04/ 10:11)
(2019/11/04/ 10:13)
今年も、そろそろ.庭の冬支度を始める頃となりました。紅枝垂れ桜の円形吊り棚仕立て
の根元の落ち葉を片付けようとしたところ、1本の寒蕨に気付き又もや嬉しく
成りました。果たして此の1本と7m離れたプランタに生きる
胞子葉の寒蕨との関係は、如何に ?
(2019/11/04/ 10:55)
(2019/11/05/ 10:48)
(2019/11/05/ 10:55)
胞子葉が生えて居るクサボケのプランタから1本カンワラビが
生えている此の桜の木までの距離は7mですが、
どちらが先に生え、どんな関係なのか?
(2019/11/05/ 10:56)(2019/11/05/ 11:03)
(2019/11/05/ 11:05)
(2019/11/05/ 11:07)
(2019/11/05/ 11:09)
(2019/11/05/ 11:10)
(2019/11/05/11:10)
此のプランタの草ボケは、那須高原から入手したものを、10年程前に挿し木で
増やそうとしていました。其のまま残ったものが生き続けています。
写真のように放置状態で手入れ不足が自然に、カワゼンマイ
・ネジバナ・ショウジョウバカマ・ススキ等、
そして寒蕨まで生えたのです。
(2019/11/05/ 11:16)
(2019/11/12/ 11:26)
(2019/11/12/ 11:27)
胞子葉の成長が進み朽ちかけているのか ? 輝きを失って来ました。
(2019/11/12/ 11:28)
胞子葉の先の方は朽ちて形は無いです。
(2020/01/15/ 15:24)
胞子葉の先端は黒く朽ちて垂れ下がっています。
(2020/01/26/ 10:55)最後まで観ていただきありがとうございました。
今後も投稿.編集を続けますので・・・・
どうぞ!! ご期待下さい!!
(2023/02/13/ 15:30)