2022年9月12日月曜日

サネカズラ(ビナンカズラ)・実葛(美男葛)の一年間

サネカズラ(実葛)₌ビナンカズラ(美男蔓)

サネカズラは:マツブサ科 サネカズラ属の常緑蔓性木本

自生地:地関東以西~沖縄・中国・台湾などの暖かい地域

 名にし負わば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」:三条右大臣 小倉百人一首にも歌われている有名な植物です。サネカズラ(実蔓)は、秋になれば、真っ赤な実を垂れ提げる。開花は、六月中~八月中と長期にわたる。実葛は、昔つるから粘液を採取して整髪料に使用していました。葉質は、厚く濃緑色でつるつると光っている。雌雄1センチ程で10枚前後の白い花被に包まれ、中央に雄しべ雌しべが其々多数螺旋状に集まって居ます。雌花の花床は、結実と共に膨らみ、キイチゴを大きくしたように、真っ赤な丸い集合
果となります。花は葉の陰に咲き果実の柄は5㎝になり、よく目につくように成ります。集
は、3~4㎝程の大きさで、鑑賞には最高です。やがて冬になり果実は、個々に落下して後に真っ赤な果床が残り春まで垂れ下がって居る事もあります。サネカズラの盆栽仕立を調べたところによると。盆栽仕立の鉢植えは、毎年3月頃に長く伸びた枝を数芽残して、全て短く切り戻します。残った太い枝から新芽が伸び始めたら、葉を3~4枚残して切り取る
と、付け根に花が咲き実をつけるので、毎年これを繰り返すのです。





(2021/07/09/14:09



赤色は雄花で薄緑色は花です。
(2021/07/17/09:18)


(2013/10/27/16:26)



(2021/11/01/13:42)



(2021/11/18/11:37)



(2021/11/21/10:55)




(2021/01/01/13:24)


(2013/01/05/16:09)


(2016/01/11/15:09)


(2016/01/11/15:12)


(2021/01/15/10:46)


(2022/01/15/13:59)



(2020/01/16/16:12)



(2016/01/17/14:37)



(2016/01/17/14:40)



(2022/01/25/10:28)



(2016/01/25/10:32)



(2016/01/25/10:46)



(2016/01/25/10:48)


(2021/01/30/10:23)


冬期間が暖冬で降雪が少なければ 殆ど落葉しない
ですが、此の年は例年以上に落葉した。
(2013/02/03/9:18)


(2016/02/24/15:55


(2016/03/06/08:51


(2016/03/06/15:10


(2021/03/29/16:55



(2022/03/30/13:23



(2016/04/09/14:18


四月に入ると新芽を吹きます。
(2013/04/12/8:20



(2016/04/14/13:01



(2016/04/18/12:13



(2016/04/20/15:25



(2016/04/22/15:42



(2016/04/25/16:32



(2016/04/25/16:32



(2013/04/30/8:11



新蔓芽の葉柄の上側付けね部に 仁丹程の粒が発生
しているが やがて雄花 雌花に成長します。
(2016/05/01/18:09



(2013/05/14/10:34


五月に入ると新芽蔓が伸び、若葉がだんだん茂って来ます。
(2013/05/14/10:35



蕾は急速に成長します。
(2016/05/14/18:03


(2016/05/16/07:59


葉柄の内側脇から発生した蕾は、成長に伴い
下向きに軸柄を垂れ伸ばします。
(2016/05/16/08:09



(2022/05/22/09:21



(2016/05/24/09:10


(2016/05/24/09:13


(2016/05/24/09:14


(2016/05/24/09:21



(2022/05/31/09:07



(2013/06/02/15:33


(2016/06/10/18:33


ビナンカズラの開花期間は普通の花木に比べて長いです。初期に
咲く花の殆どは、雄花です。そして最盛期から後半に成ると
雌花の比率が上がり終り頃には、殆どが雌花となります。
(2016/06/10/18:37



(2016/06/21/16:02



(2022/06/22/15:22




(2021/06/25/17:29


(2016/06/25/16:09


(2016/06/25/16:15


(2016/06/27/08:03


(2016/06/27/08:03


(2016/06/27/08:41


(2021/06/30/16:16


(2021/07/01/06:46


(2021/07/05/11:23


(2021/07/05/11:24


(2021/07/05/11:42


(2022/07/06/10:04


(2022/07/06/10:04


(2022/07/06/10:28


(2016/07/07/16:23


(2016/07/07/16:24


 (2016/07/07/16:25


(2016/07/07/16:31


(2016/07/08/15:19



(2016/07/08/15:31



(2016/07/08/15:32



(2016/07/08/15:33



(2016/07/08/15:35



(2021/07/09/14:04



(2021/07/09/14:09


(2021/07/09/14:10) 
       
                                                                                                                       
(2013/07/09/18:32


(2013/07/09/18:33


(2013/07/09/18:35


(2021/07/10/13:50


(2021/07/10/13:57


(2013/07/11/5:47


(2013/07/11/5:47


(2013/07/11/5:49


(2013/07/11/5:49


(2013/07/11/5:50


(2013/07/11/5:51


(2013/07/11/5:51


(2013/07/11/5:52


(2013/07/11/5:53


(2013/07/11/6:00


(2013/07/11/6:05


(2013/07/11/6:06


(2013/07/12/18:12


(2013/07/12/18:13)


(2013/07/12/18:14)


(2013/07/12/18:15)


(2021/07/14/06:32)


(2013/07/15/16:05)


(2013/07/15/16:06)


(2013/07/15/16:07)


(2013/07/15/16:08)


(2016/07/16/12:58)



(2016/07/16/13:00)



(2016/07/16/13:09)



(2016/07/16/13:12)


(2013/07/16/18:56)


(2013/07/16/18:57)


(2021/07/17/09:18)


(2022/07/17/11:33)


(2022/07/17/15:09)


(2022/07/17/15:11)


(2021/07/18/07:19)


花のうち 花弁の中の球状の部分が赤色の花は、雄花です。
(2013/07/18/18:01)


花弁の中の球状の部分が 緑色の花は
 雌花で、赤色は 雄花です。
(2013/07/18/18:01)


(2013/07/18/18:02)


(2022/07/21/17:59)


(2013/07/21/17:16)


(2022/07/23/11:42)


(2022/07/23/11:56)


(2022/07/24/08:57)


(2013/07/25/17:31)


(2013/07/28/6:53)


(2022/07/29/16:05)


(2022/07/29/16:07)


(2021/07/29/17:41)


(2016/07/31/07:47)


(2016/07/31/07:52)



(2016/08/04/07:00)


(2016/08/04/07:02)



(2013/08/10/7:36)


(2013/08/10/7:37)


(2013/08/10/7:39)


雌花の花被が散った後の緑色の実は、受粉が成功
して居れば 実を支える柄の部分がしっかりと
太り、実も大きく成長します。
(2013/08/10/7:41)


(2013/08/10/7:41)


台所の外壁と道路に面するブロック塀の間隔は、1m
程で コンクリート ブロックの内側は、横三段
美男蔓で覆っています。

(2016/08/12/07:57)



(2016/08/12/07:59)



(2016/08/16/08:57)


(2021/08/17/09:08)


(2016/08/18/07:56)



(2016/08/18/07:57)



(2013/08/19/6:57)


(2013/08/19/6:58)


(2013/08/19/707)


(2022/08/21/10:16)


(2022/08/21/10:17)


(2022/08/21/10:52)


(2013/08/27/15:20)


(2013/08/27/15:28)


此れはイラガの幼虫です。幼虫は、美男葛・柿・梨・桜・
梅など幅広くの葉の裏側に生息します。沢山のトゲを持ち
触れると蜂に刺されたような激痛に晒されます。こじれる
と熱を持ち赤く腫れ化膿する等生活に支障が出る。
(2013/08/27/15:29)



イラガの生態

幼虫
柿・梨・桜などの木の葉の裏側に生息し年に3~4回も
発生し、触れると痛みを伴い腫れあがり化膿して生活に
支障が出る事もある。

さなぎ=蛹
鶉の四分の一ほどの大きさで、独特の茶色い模様の入っ
た殻の中で 蛹に成り越冬をし、7~8月頃に発生する。
 蛹の腸は、タナゴ釣りの餌に成ります。

成虫
無毒で灯かりに飛来します。口吻が退化している為に成
虫は、何も食べません。



(2016/08/31/10:04)


(2016/08/31/10:04)


(2021/09/03/11:43)


(2016/09/05/09:01)


(2016/09/05/09:02)


(2013/09/09/10:27)


(2022/09/09/15:06)


(2022/09/09/15:12)


(2021/09/09/16:40)


(2013/09/10/12:53)


(2013/09/12/7:59)


(2013/09/12/7:59)


(2013/09/12/8:01)


此の美男葛は、山採りをした株を畑に仮植えをし、
発根を促してから、本植えとして 庭の出入口の
ブロック塀の内側に植えてす。枝芽蔓の
三本を塀の内側、横三段の支柱に
沿わせて育てています。
(2013/09/12/8:14)


(2013/09/12/8:16)


(2021/09/13/13:55)


(2016/09/14/7:42)


(2016/09/14/7:43)


(2021/09/17/13:20)


(2021/09/18/14:34)


(2016/09/21/11:10)


(2016/09/21/11:11)


(2016/09/21/11:12)


イラガの幼虫です。体長25㎜程に成ります。イラガの繭 卵は、ウズラ
の卵のように独特の模様がついている。イラガは、チョウ目イラガ科
に属する昆虫及び其の総称です。幼虫は、普通は7~8月頃に
発生します。多い年には、10月頃にも発生する。足が短く
胴長です。触れると蜂に刺されたような鋭い痛みを
生ずる。多くの樹種に繁殖します。柿・桜・梅・
アケビ・桃・バラ・美男蔓・ロウバイ・などの
葉の裏側に集団で生息する事多し。

(2016/09/21/11:13)


(2016/09/21/11:18)


(2013/09/26/7:36)


(2021/10/01/10:41)


(2013/10/04/8:22)


(2021/10/05/16:50)


(2021/10/07/09:38)


(2016/10/11/08:47)


(2016/10/11/08:47)


 (2013/10/12/11:48)


(2016/10/15/13:14)


(2016/10/16/13:39)


(2016/10/17/09:14)


(2016/10/17/09:19)


(2016/10/19/09:19)


(2016/10/19/09:23)


(2021/10/19/09:28)


(2021/10/26/10:57)


(2021/10/26/13:47)


(2013/10/27/16:26)


(2021/10/29/09:37)


(2021/10/29/12:59)


(2021/11/01/13:23)


(2021/11/01/13:23)


(2021/11/01/13:27)


(2021/11/01/13:42)


(2021/11/01/13:47)


(2021/11/01/13:48)


(2021/11/06/11:06)


(2021/11/06/11:08)


(2021/11/11/14:57)


(2021/11/11/14:59)


(2021/11/14/15:58)


(2021/11/14/15:58)


(2021/11/18/11:32)


(2021/11/18/11:33)


(2021/11/18/11:35)


(2021/11/18/11:37)


(2021/11/18/11:39)


(2021/11/21/10:55)


(2021/11/21/10:55)


(2021/11/21/10:55)


(2021/11/21/10:57)


(2021/11/29/15:22)


(2021/11/29/15:23)


(2021/11/29/15:28)


(2021/12/08/15:52)


(2021/12/08/15:54)


(2021/12/09/09:41)


(2021/12/09/09:42)


(2021/12/09/09:45)


(2021/12/12/14:11)


(2021/12/12/14:17)




最後迄ご覧頂き誠に有難うございました。
今後も編集.投稿を続けて参ります。
どうぞ!! ご期待下さい。
ブログ:「厚の植栽」
あつし
(2022/09/13/12:00)