キンカン
科目分類:植物界 被子植物門 双子葉植物網 ロジ目 ミカン科 キンカン属
和名:キンカン(金柑)
キンカン(金柑)は色々あります
果実を生で美味しく食べられるのは、ネイハキンカン・マルキンカン・ナガキンカン等あります。中でも果実が大きく高品質なのは、ネイハキンカンです。果実が大きく酸味が強いのは観賞用です。マメキンカンは、果実が極小さく木も矮性で盆栽向きです。トウキンカンは、シキキツ(四季橘)または四季生りキンカンとも言れ、周年開花性です。キンカン類は耐寒性が強く、栽培も容易で庭木に向いています。特にネイハキンカンは、果実にビタミンA1.Cが豊富で利用価値が高いです。庭に一本あればとても重宝します。果実は甘露煮やジャムにも簡単に出来、生果で食べても良いです。庭植えのキンカンは普通の柑橘類より開花が遅いので熟す期も遅いです。早く食べると酸っぱいので、3~5月頃に食べると良いです。
キンカン(金柑)のジャム.レシビ
材料
キンカンを食べたいだけの量
水はキンカンがひたひたになる程度の量
砂糖はキンカンと同重量
レモン汁は小さじ小さじ1程度の量
作り方
キンカンをキンカンを洗っておく
鍋に湯を沸かし、キンカンを皮ごと2~3分茹でザルに上げる
キンカンを輪切りにして、種を取り除いてから細かく刻む
金柑を鍋に入れひたひたの水と砂糖を加え、時々アクを取りながらトロリするまで煮詰める
煮詰まったらレモン汁を加え、ひと煮立ちさせて出来上がり
冷めたら密閉出来る清潔な容器に入れて保存します
パンやクラッカーに付けて美味しく頂けます。
此処に登場するキンカンの生い立ち
岡山県新見市内にある事務所に勤務当時(1988年)卓上花として、実着きのキンカン鉢(木丈40㎝)を入手、身近で観賞していました。あの小さな可愛いキンカンの木が34年程経った(2022年)今では脚立の天辺に立っても、頂上に生ったキンカンの実には手が届きません。随分大きく成長したものです。まだまだ大きくなります。
新見の事務所では、本来業務の他に入院中の社員を見舞うなど広く行動をしていました。岡山に向かう事もあり高梁川沿いを通ることもあり、造園店が在って庭木の販売もして居ました。時間があればそこで長距離運転の休憩を取っていました。初秋の頃でした、そこで色着きかけた実を沢山着けたキンカンんの小鉢を買いました。売り物とあって真っ赤なリボンテープで飾り立ててあり、買ってしまったのです。
事務所の自分の卓上に置き、水遣りなど面倒を見ました。秋の深まりと共に元気な光沢のある沢山のキンカンの実が、更に太り乍ら青緑色から青黄色、そして正月を過ぎる頃には華やかな赤黄色(朱色 ?)に変わり、しかも美しさと食気をそそる感じでした。2月の中を過ぎた頃には、あれだけ美しく張りのあった実皮にこじわが出来光沢も薄れて来ました。こうして長い間キンカンの鉢をまじかに観察し楽しんで来ました。これから先の事を考え、キンカンの木が弱らないうちにと2月の末頃、家に持ち帰り庭に仮植をしました。更に翌年の3月中頃に畑に本植えをしましたが、5年程経過してその場所が不都合と成り今の所に移植し、成長を続けて現在に至って居ります。
此のキンカンは、大きな木全体に極小さな純白な花を見事に咲かせます。やがて小指の先程の小さな青緑色の実を沢山着けた大木!! 常緑のなかに大玉の赤く熟れた実が真っ白の雪を被った様を、下から、観る感じはとても心に残ります。
木が大きいだけに実の収穫量も大量です。老夫婦だけでは消化仕切れず、親戚.近所.知人など10ヶ所程に配ります。此の事が日常生活の交流にも繋がっています。
此のキンカンは、中でも実の大きい種類とあって晴れた冬空の下、枝全体に万遍なく赤黄に色付く様は、正に みて!! 見て!! 観て!! と言った感じです。
キンカンの木の大きさ
幹回り:55㎝-地面より40㎝高の位置 樹高:460㎝ 樹冠:直径400㎝
ただし2022年1月現在の値です。
(2022/01/07/10:38)
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木全体に沢山の花が一斉に咲くと白く見えます。
花は、枝先に集中的に着きます。
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(2021/12/09/10:01)
最後迄ご覧頂き誠に有難うございました。
今後も編集.投稿を続けて参ります。
どうぞ!! ご期待下さい。
ブログ:「厚の植栽」
あつし
(2022/08/21/23:30)